懐石のうつわ
2020年春季特別展
懐石のうつわ
【前期】3月 7日(土) ~ 4月 19日(日)
【後期】4月 21日(火) ~ 6 月 7 日(日)
1F展示室では懐石料理にかかすことのできない“うつわ”に焦点をあて、野村得庵愛用の鉢類、椀類、向付、徳利や盃等を展示します。
前期は春のデザインのあるものを中心に、後期では秋・冬のデザインのものをご覧いただけるような構成にて行います。
またBF展示室では、明治末期頃に大阪の美術商・春海商店三代主人の春海藤次郎が、フランス・バカラ社に図面を送りオーダーし、野村得庵のもとへ収められた懐石具一式や、その他ギヤマン大皿といった、ガラス製の皿や鉢を陳列します。
1FとBFの展示を併せて、季節を感じながら様々な懐石のうつわをお楽しみ下さい。
《主な展示作品》
【1F前期】青貝桜蒔絵懐石具、原羊遊斎作酒井抱一下絵 蕨蒔絵膳・椀、織部手付鉢、乾山 百合絵鉢、
永楽保全作 赤絵金襴手鉢、染付山水絵徳利、祥瑞格子盃、横笛作 捻文盃 など
【1F後期】朱地貝尽蒔絵懐石具、祥瑞二段捻鉢、仁阿弥道八作 雲錦手四方鉢、青木木米作 開扇鉢、
仁清 百合形向付、染付雪花文徳利、樂惺入作 雁絵盃、永楽保全作 黒織部写盃 など
【BF展示室】 バカラ社製 飯碗・汁碗・煮物碗・向付・飯器・しゃもじ他、ギヤマン大平皿 など